福島県会津産 最高品質・高級コシヒカリ 「会津継承米 氏郷」 オンラインショップ

氏郷と会津漆器 【曙塗り(あけぼのぬり)】

今週の毎日氏郷は、会津塗りの漆器と共にご紹介していきます。
ここ地元会津で漆作品を手掛けている作家・五十嵐 健太さんの作品の数々をお借りして、その魅力をお伝えしたいと思います。

本日の器は「曙塗り(あけぼのぬり)」と呼ばれる作品。ぼかし塗り技法の一つである曙塗り。上塗りのときに、黒漆と朱漆を塗り分け、その境目をぼかして塗る技法です。五十嵐さんの今回の作品はぼかし範囲を決め、それを上下交互に塗り分け、全て上塗りで行っているとのことです。また、曙塗りの場合、艶上げはあまりしないそうですが、今回は気分的に艶をあげましたとのことです。
黒から朱へと変化する色合いの面白さ、おぼろな色の移ろいがなんとも美しいニュアンスを醸し出していますね。

漆の放つ光沢、その中でたっぷりとよそられた氏郷のお米も一段と白く美しく見えませんか?

最高品質 会津産コシヒカリ 会津継承米氏郷

 

【五十嵐 健太さん】 会津漆器作家

会津漆器作家:五十嵐 健太さん■ 経歴:
大学時代に美術工芸品の修復作業で漆塗りに触れたことからその魅力にひかれ、漆の世界に入る。

どのようにしたら多くの人に漆器の魅力を知ってもらうことができるのか、
営業と販売の経験を経て、3年前に生まれ育った会津へ帰郷。

■ 漆器づくりにかける思い:
量産型のスタイルで工程を分業している漆器店が多い中、下地から完成までを全て独自で行い、自分自身でしっかりと作業を重ねた結果出来上がった作品を「そうして出来たものがこれです、と自信をもって言える漆器を作っていきたい。」と語っていました。

 

【五十嵐さんの作品】

会津漆器:五十嵐 健太さん作品

【会津漆器の歴史】

会津の地に本格的に漆工芸が根付いたのは1590年、豊臣秀吉の命を受けて会津の領主となった蒲生氏郷公が産業として奨励したことによります。氏郷公は前の領地であった日野(滋賀県)から日野椀の木地師と塗師を招き、先端技術を伝授させました。
江戸時代には会津藩の藩祖・保科正之公が漆の木の保護育成に努め、また歴代藩主が技術革新に熱心に取り組み、中国・オランダなどへも輸出され、隆盛を迎えます。

これによって会津塗りの技術は飛躍的に進歩を遂げ、漆の栽培から加飾までを一貫して手がける一大産地となっていきました。
明治の中期には、会津は日本有数の漆器産地としてその名を再びとどろかせるにようになりました。
400年という時を超えて生きぬいた伝統の技の上に、常に最新技術を積極的に取り入れ会津漆器は今日まで成長を続けています。

会津漆器は国の伝統工芸に指定されており、歴史的には津軽塗や輪島塗よりも早くから盛んとなりました。螺鈿・漆絵・乾漆・蒔絵・
花塗りなど多岐にわたる特徴的な技法・装飾があり、使用する木材には、栃・紅葉・ケヤキ・赤ケヤキ・ほう・桜などがあります。