福島県会津産 最高品質・高級コシヒカリ 「会津継承米 氏郷」 オンラインショップ

さくらのお茶碗とお箸でいただく氏郷

本日も継承米氏郷はふっくら美味しく炊き上がりました。炊いている間も炊飯器から立ち上り、キッチンいっぱいに広がるご飯の香り。氏郷はその湯気の香りからも十分な味わいが感じられるお米です。

今日はスタッフ飯村さんのお気に入りのお茶碗。真上からの写真(2枚目)に見えるでしょうか、内側にもうっすらピンク色のさくら柄がふんわりと優しい印象のお茶碗です。箸にもお揃いのさくらの花びら。塩昆布の佃煮と一緒にいただいていました。

 

さて、ここからは余談となりますが、飯村さんのお茶碗の柄・さくらの花と氏郷には実はつながりがあるのです。

私共の継承米に名づけられた氏郷、そして桜との逸話について少し綴りたいと思います。

 

私たちが暮らす、ここ会津の城下町繁栄の基礎は、戦国時代の名将・蒲生氏郷が手がけた熱心な町造りによるものです。

戦へも果敢に挑んだ氏郷ですが、その一方で千利休の七哲の一人となるほど茶の道に精通したことでも知られている通りの文化人でもあり、多種多様な才能に恵まれ、センスに鋭敏した人物でした。

 

その氏郷の墓所が会津若松市中心部の興徳寺にあり、墓石と石碑が置かれています。

石碑に刻まれた辞世の句で氏郷はこう詠んでいます。

『 限りあれば 吹かねど花は 散るものを 心みじかき 春の山風 』

(風など吹かなくても 花の一生には限りがあり そのうちいつかは散ってしまうものなのに それをどうして春の山風は 何故こんなに急いで短気に花を散らしてしまうのでしょうか)

武将としてまだこれからも十分に戦っていけたその矢先、享年40歳という若さでこの世を去った氏郷。その彼の無念の思いを風に吹かれて散りゆく桜の花びらのはかなさにたとえて表現された名句といわれています。

 

毎年桜の季節には興徳寺の満開の桜が氏郷の墓所を埋め尽くします。

あまりにも桜がきれいな場所なので個人的にも毎年足を運ぶのですが、ちょうど散り際の頃が本当に美しく、素晴らしい情景に出会うことができます。

皆様も来春はお花見の頃にぜひ会津へいらして、桜をご覧になりながら氏郷への想いを馳せてみてはいかがでしょうか。